ベトナムとは
名称:正式名称は『ベトナム社会主義共和国(Cộng Hoà Xã Hội Chủ Nghĩa Việt Nam)』。
人口:2025年6月現在で約1億150万人。
日本からの距離:南シナ海の西側に位置し、日本から南西3,863 km。日本からハノイのノイバイ空港までの片道平均飛行時間は約6時間。
首都:ハノイ市(Thành Phô Hà Nôi)。
(当サイトは、基本的にハノイ市の情報がメインになります)
民族:キン族(越人)約86%、他に53の少数民族。
公用語:ベトナム語。
宗教:仏教徒が多い。
ベトナムの通貨
ベトナムドン(Việt Nam Đồng)と呼ばれ、VND、Đなどと表記されます。
なお、ベトナム国内で流通している通貨(基本的に紙幣のみです)は下記10 種類となります。
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500(カタカナ読みで『ナムチャム』)VND(約0.3 円)
1,000(カタカナ読みで『モッギン』)VND(約0.6 円)→ 1K※とも表記されます
2,000(カタカナ読みで『ハイギン』)VND(約1.2 円)→ 2K※とも表記されます
5,000(カタカナ読みで『ナムギン』)VND(約30 円)→ 5K※とも表記されます
10,000(カタカナ読みで『ムイギン』)VND(約60 円)→ 10K※とも表記されます
20,000(カタカナ読みで『ハイムイギン』)VND(約120 円)→ 20K※とも表記されます
50,000(カタカナ読みで『ナムムイギン』)VND(約300 円)→ 50K※とも表記されます
100,000(カタカナ読みで『モッチャムギン』)VND(約600 円)→ 100K※とも表記されます
200,000(カタカナ読みで『ハイチャムギン』)VND(約1,200 円)→ 200K※とも表記されます
500,000(カタカナ読みで『ナムチャムギン』)VND(約3,000 円)→ 500K※とも表記されます
※ Kilo(1,000)= K として省略されます
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このうち、500VND はあまり使用されておらず、ホーチミン市では5,000VND 硬貨がバス運賃の支払いで使用されている……こともあります。(ハノイ市では5,000VND 硬貨は使えません)
ベトナムドンから円換算する方法
慣れないうちは『お金のケタ数が多くてワケがわからん』となりがちなベトナムドン。
在住者だと『Kilo(1,000)以下は切り捨てて×6で日本円換算する』というのがセオリーです。
例:500,000VND=500×6で『3,000円』
ベトナム人の特徴
(あくまで筆者の見解デス)
北部……最初は大人しい。慣れてくると遠慮がなくなる。
南部……最初から親しみやすい。何というか開放的な感じ(気候のせい?)。
(ベトナム人男性)……サッカー大好き。ビリヤードも好き(ビリヤード屋も以外と多いです)。
(ベトナム人女性)……自撮り好き(若い子は「いかにワタシカワイイ☆ な画像を作ってFacebookやZaloに上げるか」に心血を注ぐ傾向がアリ)。
共通して……カラオケ大好き(カラオケ屋はいたるところにあります)。
「どこの国から来たか聞かないと絶対納得しないマン」が多い。
あまり人の話を聞かない(苦笑)
ベトナム語の発音……「ざじずぜぞ」の発音が多い(北部)。
「やゆよ」の発音が多い(南部)。
ベトナムの気候
ベトナムは北部と南部で気候が異なるので訪問する場所に合わせて準備することをオススメします。
北部(ハノイ市)……亜熱帯性気候で四季があり、夏(5〜9月)は高温多湿で雨が多く、冬(11〜3月)は乾燥して涼しくなるのが特徴です。冬は10℃を下回ることもあるので冬に北部へ訪問する際はコート等を持参したほうがいいです。
南部(ホーチミン市)……熱帯モンスーン気候で、乾季(11〜4月)と雨季(5〜10月)の二季。平均気温は約30℃で一年中暑いのでTシャツなどの軽装でOKです。雨季にはスコールが頻繁に発生します。一年を通して気温の変化は少なく、常夏のような気候です。
ベトナム(ハノイ市)訪問のベストシーズン

ズバリ、9月後半~12月
です。
逆に避けるべきシーズンは……。
①テト休み(通年の1月後半~2月前半)およびテト休みの前後2週間。
②5月~8月……昼下がりの暑さはハンパないです。
ベトナムの入国ビザは必要?
2025年6月現在では滞在期間が45日以内であれば、ビザなしでベトナムに滞在できます。
パスポートの有効期間(6ヶ月以上)が必要となるので渡航前に確認しましょう。
ベトナムの言語について
ホアンキエム周辺(ハノイ市)やホーチミン市のほぼ全域では一部英語も通じます。
リンラン周辺(ハノイ市)やレタントン(ホーチミン市)は日本人在住者が多いので、お店により日本語が通じます。
上記の場所以外は基本的にベトナム語しか通じないと思っていたほうがよいです。
ベトナムの交通インフラ
ここ数年で自動車が物凄い勢いで増加し、モノレールができ、路線バスも増えてますが、やはり使用頻度はバイクが依然一番高いです。
家族みんなで1台のバイクに乗っているという光景も珍しくありません。
また、長い距離を移動する寝台バスがあり、コチラは帰郷するベトナム人がよく利用しています。
(値段は移動距離や車種によりピンキリですが300,000VND(約1,800円)~ 程度です)
その他2025年6月現在では、
ハノイ市……2A号線(カットリン〜ハドン)、3号線(ニョン〜ハノイ駅)
ホーチミン市……都市鉄道1号線(ベンタイン〜スオイティエン)
の地下鉄が運行しており、将来的にはそれぞれの都市全体をカバーする都市鉄道路網が構築される……らしいです。
あと、ここ数年で破竹の勢いで成長しているVingroup(ビングループ)傘下のVinFast(ビンファスト)製の電気自動車や電気バス、電気バイクも増加してます。
(オマケ)Vingroupって?
「ヘタする……までもなく衣食住のすべてをVingroupで賄うことも可能」なくらい多岐にわたって商売している、ベトナム最大の地場系コングロマリット(複合企業)です。
ちなみに2025年6月現在での関連会社は以下のとおりです。
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Vinhomes(不動産)……タワーマンションの建築・販売
Vinpearl(観光・ホテル)……高級リゾート、ホテル、ゴルフ場の経営
VinFast(自動車・EV)……電気自動車・電動バイクの製造・販売
GSM(グリーン スマート モビリティ)……VinFast製電気自動車・電動バイクのレンタル/タクシー会社
Vinschool / VinUniversity(教育)……幼稚園〜大学までの教育機関
Vinmec(医療)……総合病院
VinEco(農業)……農産物の生産
VinMart(現WinMart)……小売(旧)※
※2020年にMasanグループへ売却ずみ
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